生前準備で死後事務は超簡単!

身近な人が亡くなった後、残された私たちには、どのような問題が遺されるのでしょうか?

覚悟はしていても、イメージがわかないという方や、急なことで何から手をつけてよいのか分からないモノです。

もしもの時に「次に、何をしなければいけないのか?」「この手続きは、誰に相談したらよいのか?」といったことは、死んでから始めることでややこしくなるのです。

終活は、死後の面倒をスムーズに片付ける、最も簡単な近道なのです。

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死んだ後にすべきこと

ご家族など、身近な人が亡くなった直後は、親戚や関係者への連絡、葬儀の打ち合わせなどと並行しながら、役所へ書類や届出書などを提出しなければいけません。

そして葬儀が終わってからは、年金や生命保険、名義変更などの手続きがあり、それらの手続きが終わって、ようやく落ち着いたと思ったら、今度は相続税の申告。

身近な人が亡くなった後は、慌ただしく、忙しい日々が続きます。

身近な人が亡くなった後の手続きというのは、分からないことだらけですが、死亡届けや埋葬許可の代行は、葬儀社が代行してくれます。

市区町村役場などで担当者に尋ねれば、書類の書き方から、次に何をしなければいけないのか?まで、親切教えてくれます。

そのため忙しい中、細かい届出書の書き方を完璧に把握する必要はないのです。

それよりも、

どういった届出があり期限はあるのか?

何処に問い合わせて手続きをすればよいのか?

…と、言った点をしっかりと、おさえることが必要です。

また相続税申告手続きの期限は、10ヵ月と長いようで短く、親族全員が関わるため、早い段階で話し合い、総意を出してから手続きを行う必要があります。

思わぬ問題やトラブルに繋がるケースが多い、相続の手続きでは、節税がベストな選択肢になるわけではありません。

財産に対する故人の想いや、家族や親族の生活、将来のことなど、それぞれのバランスを見ながら、どのような方向で手続きをするのかを決める必要があるのです。

死んで30分以内にすべきこと

まずやるべきことは、故人に寄り添う時間をしっかりつくることです。

大切な身内が、お亡くなりになった直後には、親族への連絡、葬儀の手配、あらゆる届出、手続きなど、やらなければいけないことはたくさんあります。

しかし、何より優先しなければいけないことは、大切な身内がお亡くなりになった30分以内に、家族みんなで、故人に寄り添うことです。

多くのご遺族は、悲しみに向き合う時間を持てずに、その後の葬儀の対応に追われてしまいます。

今は、自宅にご遺体をご安置できないケースや、通夜を過ごす場所に泊まれないこともあり、寄り添う時間をつくることができなければ、亡くなったという実感がないまま、時間だけが過ぎていくことになります。

亡くなって30分間は、故人の周りに集まって、故人の体温がゆっくり下がっていくのを感じながら、故人との思い出を噛みしめて、それぞれの思い出にふけることは、とても大切な時間なのです。

もし身内の方が、病院でお亡くなりになった場合、病院側に事情や想いを伝えれば、30分ほどなら待ってくれるはずです。

これから行う手続きについては、税理士や司法書士、行政書士、社会保険労務士がお手伝いすることもできますが、この時間だけは、あなたにしかつくることができない時間なのです。

故人とのお別れの時間をしっかり過ごしてから、あらゆる手続きや届出でを始めてください。

まずは、この寄り添う時間を大切にすることを、お勧めします。

遺産は少ないほどモメる

あなたの大切な身内がお亡くなりになった後、さまざまな準備や手続きに追われます。

その中で特に大変なのが、葬儀と相続です。

どちらも限られた時間の中で、対応する必要があります。

また、その内容によっては税理士や司法書士、行政書士といった専門家の力を借りる必要もあります。

さらに、相続にまつわる手続きは、金銭が絡むだけあって、家族関係の悪化につながる危険性もあります。

「うちは、大きな遺産があるわけではないから、相続の問題が起きる心配はない」と、思っている方こそ要注意です。

遺産分割事件の遺産額についてまとめた統計によりますと、遺産額が5,000万円以下の事件が76%を占めています。

また1,000万円以下の遺産額で、家庭裁判所に行くまでの紛争になった事件が33%もあります。

財産が少ないと揉めないというわけではなく、むしろ少ない方が揉めやすいのです。

財産が多いと預金や有価証券などの金融資産も多く、分割協議の際に柔軟な分割ができます。

5,000万円という遺産は、自宅不動産と老後資金の余りという組み合わせが多いので、自宅不動産であれば売るに売れず、金融資産も少ないので分割することができません。

その結果、分割協議がまとまらず裁判所に申立てるということになってしまうのです。

大きなトラブルに発展した家族が、その後どうなるか?

ほとんどは、絶縁状態に陥ります。

それは、遺産を遺した故人が、望んでいたことでしょうか?

死後処理は生きているから簡単

終活では、単に死の準備をするということではなく、その奥深くにあるあなた自身の気持ちが大切です。

終活とは、人生の終焉を考えることで、生きている今をよりよく、あなたらしく生きる活動です。

あなたしか歩めない、あなたの人生を設計することなのです。

人生の終焉を考え、今を自分らしく生きると言われても、

何からやって良いのか?

自分にとっての終活とは何か?

…と、言うことが見出しにくいものです。

社会構造の変化とともに、老後の不安は大きな社会問題となってきています。

家族には迷惑をかけたくない。

身寄りがないので、もしもの時はどうすればいいのか?

…など、人生のエンディングに関しての悩みは人それぞれです。

終活にしっかりと取組み、あなたの想いをしっかり託すことで、今の人生を思いっきり楽しむことができるのではないでしょうか?

ほとんどの人は、死についての準備をしていません。

しかし死が目の前に現れた時には、何もできないものです。

元気だからこそ、できるのです。

そして生きているからこそ、面倒な手続きもスムーズに導くことができるのです。

あなたが亡くなった後、いつまでも思ってくれているのは家族です。

その家族に「物」や「事」の継承と、あなたの「心」の継承もしっかりしていくべきではありませんか?

あなたの大切な想い、財産、生きてきた証をしっかりと後世につなげ、愛する家族が困らないようにしっかりと準備して、今をよりよく生きましょう。

あなた自身を棚卸し

WHOや国連の定義によると…

65歳以上の割合が7%超で高齢化社会

65歳以上の割合が14%超で高齢社会

65歳以上の割合が21%超で超高齢社会

…とされています。

この定義からすると、日本は超高齢社会です。

また、2065年には、2.6人に1人が65歳という予想もあります。

人生100年時代に突入した私たちは、やりがいを持ってできることを私たちなりに探さないといけません。

しかし今の日本社会を見ると、サラリーマンの平均所得は年々下がり、自殺者は年々増え、なかなかやりがいを見つけることが難しい社会になっています。

あなたの人生を見つめるためには?

あなたの今はどんな出来事や想いからできて、何を大切に生きてきたのか?

…ということを整理する必要があります。

そこで、あなたの人生の棚卸し作業が必要になります。

この言葉だけを取ると、すごく難しいことのように感じますが、あなた自身のことなのでやってみると案外簡単なのです。

楽しみながらあなたの人生を、振り返ってみてください。

またツールとしては、エンディングノートが一般的です。

自分史を記載することも大切ですが、あなたの終末医療に対する考え方や財産処理に対する思い、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器のIDやパスワード、加入している生命保険や受取人、現金、預貯金、不動産、有価証券などの相続財産を整理しておくことをお勧めします。

また2020年7月10日から、法務局で自筆証書遺言書を保管できるようにもなりました。

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