家族の死亡…1カ月以内にすべきコト

身近な人がお亡くなりになった直後、1カ月以内に行うべき手続きや提出すべき届出などについて解説します。

優先的にやるべきことは何か?

流れや順番をしっかり把握しておけば、二度手間になることもありません。

期限が決められている手続きを確認して、優先順位をつけていきましょう。

すぐやるべき手続きを終えたら、このタイミングで電気やガスなどの振り込み口座の変更や解約をしておきましょう。

特に期限のないモノもありますが、先にやっておけば無駄な出費を抑えることができます。

10万円のお葬式

10万円ホーム

大切な方とのお別れが落ちたら、身の回りの整理を始めましょう。

残されたご家族の生活に関わるモノや期限のあるモノもありますので、後回しにせずに早めに手をつけておくべきモノを確認しておきましょう。

手続きの期限を確認し、何から手をつけるべきなのか?

優先順位をつけながら対応していきましょう。

身近な人がお亡くなりになった後、急ぎではないものの、必ずやっておかなければいけない手続きについて解説をします。

急ぎではないとは言っても、期限や時効が定められている手続きや、手続きをしておかなければ費用がかかり続けてしまうモノもあります。優先順位を把握して、必要な手続きは速やかに行いましょう。

何から手をつけたらいいのか分からない時

手続きの優先順位のつけ方は、あなたの置かれた環境や、家庭の状況によってさまざまです。

一般的には、所得税や相続税の申告など、期限があるモノや一定期間を過ぎると請求ができなくなってしまう埋葬料、保険金、高額療養費などの請求から順に、手をつけていくことが望ましいと考えられます。

また、故人名義の公共料金の支払いなど、費用が発生しているモノに関しては、速やかに名義変更や解約をした方が良いでしょう。

これまで支払っていたモノを調べる場合には、通帳や郵便物などを確認してみてください。

一方で、名字を旧姓に戻すための復氏届の提出などは、期限の定めがあるわけではありません。

これらは、期限や時効がある手続きが終わってから、じっくりと考えて手続きができるため、優先順位を後にして、手続きすることをお勧めします。

優先すべき手続き(期限や時効があるモノ、費用が発生するモノ)

項目 内容 期限 手続先
公共料金の利用停止 停止手続きをしない場合、料金がかかり続けてしまいます。 速やかに 各社
準確定申告 故人が死亡した年に所得があった場合、相続人が代理で確定申告を行い納税します。 4ヵ月以内 税務署
相続税の申告手続き 相続財産が一定額を超える場合、相続税がかかります。 10ヵ月以内
埋葬料・葬祭費の申請 葬儀費用の一部が公的保険から支払われます。 時効2年 各自治体・保険組合など
高額療養費の請求 故人の医療費の自己負担分が高額であった場合、払い戻しを受けることができます。 時効2年

期限のない手続き

  • 免許証、パスポート、クレジットカードの返還、解約
  • 残された配偶者の名字の変更
  • 姻族関係終了届の提出

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