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葬儀場のマナー完全ガイド

葬儀場のマナー完全ガイド

香典を辞退する際には、丁寧な言葉で伝えることが肝心です。

香典のみならず、供花や供物を辞退する場合も、事前に適切な表現を選びましょう。

また、宗教や宗派によって異なる焼香の作法や、供花や弔電の順番など、葬儀場でのマナーについても解説します。

さらに、受付や案内など、参列者への丁寧な対応についても詳しくご紹介します。

香典、供花、供物を辞退するときの案内方法

最近では、葬儀場に参列する際に香典を持参することが一般的ですが、家族葬では香典の辞退が増えています。

また、香典だけでなく、供花や供物も辞退する場合もあります。

ここでは、これらを辞退する際の適切な伝え方と対応方法についてご紹介します。

香典を辞退する場合の伝え方

香典を辞退する際には、丁寧な言葉で伝えることが重要です。

以下は一例ですが、葬儀場の担当者やご遺族と相談しながら適切な表現を選びましょう。

▪「御香典は辞退させていただきます」

先方の意向を尊重し、香典を控える旨を伝えます。

香典の代わりに供物や供花を贈る場合もあります。

▪「ご厚意辞退申しあげます」

香典、供花、供物の全てを辞退する意向を表します。

はっきりと伝えられることで、ご遺族の負担を軽減できます。

▪「供花・供物の儀はご辞退申しあげます」

香典以外の供花や供物を辞退する旨を伝えます。

一般的には、香典のみ受けることは少ないケースです。

▪すべてを辞退する場合は

「香典・供花・供物の儀は固くご辞退申しあげます」

…と、なります。

宗教や宗派ごとに異なる焼香作法

葬儀や法要などで行われる焼香は、仏教の伝統的な儀式の一つです。

焼香には線香焼香と抹香焼香の2種類があります。

一般的には抹香焼香が行われ、各宗派によってその方法や意味に違いがあります。

真宗大谷派

▪焼香を2回行います。

▪額に押し頂くことはありません。

浄土真宗

▪焼香を1回行います。

▪額に押し頂くことはありません。

曹洞宗

▪焼香を2回行います。

▪最初の1回は額に押し頂き、2回目は押し頂くことはありません。

真言宗

▪焼香を3回行います。

▪ 3回とも額に押し頂きます。

▪ 3回の回数はそれぞれ「大日如来・弘法大師・祖先諸霊」および「仏・法・僧」に焼香することを表します。

日蓮宗

▪焼香を1回または3回行います。

▪ 1回または3回とも額に押し頂きます。

浄土宗

▪焼香を1回または3回行います。

▪葬儀では1回が推奨されています。

▪お香を摘んだ後、額に押し頂いてから香炉にくべます。

臨済宗

▪焼香を1回または3回行います。

▪ 額に押し頂くかどうかは決まりがありません。

天台宗

▪焼香を1回または3回行います。

▪額に押し頂くかどうかは決まりがありません。

各宗派での焼香の方法や意味には微妙な違いがありますが、どの宗派でも焼香は故人の安らかな成仏を祈る大切な儀式です。

焼香を通じて、参列者は故人への敬意と祈りを表し、心を込めて最後の別れを捧げます。

宗派や地域によって異なる場合もあるため、焼香の方法についてはお寺に確認することをおすすめします。

供花や弔電の順番

葬儀や法要において、供花を並べる際にはマナーがあります。

特に供花を置くスペースが限られている場合、どの花をどの位置に並べるかは慎重に考える必要があります。

以下では、供花を並べる際の一般的なマナーについて紹介します。

1.身内からの供花を優先する

会場のデザインや配置によって異なりますが、祭壇の両脇に供花を並べる場合は、故人との関係が深い人から贈られた花を中央から順に目立つ場所に飾ります。

2.会社関係は縁が深い順に並べる

会社関係からの供花を並べる際は、故人が生前により親しい付き合いがあった会社の人や、よりお世話になった人からの供花を優先して目立つ位置に並べます。

関係が薄い人の供花は、あまり目立つ場所に配置しないようにします。

関係性に優劣をつけづらい場合は、他の親族や葬儀場のスタッフに相談すると良いでしょう。
彼らから適切なアドバイスをもらうことができます。

供花の並べ方には、故人との関係性や会場のデザイン、地域の慣習など、様々な要素が絡みます。

しかし、心を込めて丁寧に配置することで、故人への最後のお別れをより意味深いものにすることができます。

弔電は一般的に、親族、会社関係(関係の深い順)に読み上げますが、場合によっては、町内関係、公職者(市議会議員等)を先に読む場合もあります。

参列者の席順

また、親族の席順については、故人との関わり方や地域の習慣、家族内の関係性によって異なります。

一般的には、血族6親等や婚族3親等までが親族として考えられますが、それに厳密に従う必要はありません。

むしろ、家族や関係者と相談し、適切な席順を決定することが重要です。

家族葬では、多くの場合、参列者が限られているため、特に席順に厳密なルールはありません。

ただし、喪主や同居家族が通常最前から座るのが一般的です。

例えば、配偶者や子どもが最前列の左端に座り、次に両親、兄弟姉妹、その他の親戚が並ぶ形になります。

お布施をお渡しするタイミングやご挨拶の作法

お布施は葬儀や告別式が終わった後に渡すことが一般的です。

ただし、葬儀当日は忙しく、渡す機会を逃してしまうこともあります。

心配な場合は、葬儀が始まる前にお渡しするか、後日、お寺に訪問して渡すこともできます。

お布施の渡し方

お布施は、袱紗に包んでお盆の上に置かれます。

渡す際には、お盆ごと持参し、渡す直前に袱紗からお布施を取り出します。

封筒はお寺様の正面を向くようにし、渡した後にお寺様が受け取ったことを確認してからお盆を下げます。

お盆が用意できない場合は、袱紗をお布施の座布団代わりに使います。

袱紗をたたんで座布団代わりにしてお布施を渡します。

両手で差し出し、お寺様がお布施を受け取ったら袱紗を片づけます。

挨拶の添え方

お布施を渡す際には、簡単な挨拶を添えるとより丁寧です。

【お通夜の打ち合わせ時に渡す場合】

「この度は、お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。」

【葬儀や告別式が終了後に渡す場合】

「本日はありがとうございました。」

【葬儀後にあらためて挨拶する際に渡す場合】

「先日の葬儀ではありがとうございました。」

喪主挨拶の内容

喪主挨拶は、葬儀の中で重要な役割を果たします。

喪主は、故人やご遺族への感謝の気持ちや、参列者へのお礼、故人の人生や功績について述べることが一般的です。

喪主が挨拶を行うタイミングは、主に通夜と告別式の2つがあります。

それぞれの場面でのポイントを項目ごとに紹介します。

通夜の挨拶

① 通夜参列への感謝

通夜に参列してくださった方々への感謝の気持ちを述べます。

② 故人が生前お世話になったお礼

故人が生前に受けたお世話や支援に対する感謝の意を示します。

③ 告別式の案内

明日の告別式の日時を案内し、参列を呼びかけます。

通夜の挨拶例文

本日はご多忙中にもかかわらず、通夜にご弔問頂きまして誠にありがとうございました。

ここに生前賜りました、ご厚情に対し、厚くお礼申し上げます。

尚、明日の葬儀・告別式は11時より執り行わせて頂きますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。

告別式の挨拶

① 参列のお礼

告別式に参列してくださった方々への感謝の気持ちを述べます。

② 生前の厚意への感謝

故人が生前に受けた厚意や支援に対する感謝の意を示します。

③ 故人の生前エピソード

故人の生前の思い出やエピソードを振り返ります。

④ 遺族への温かい支援のお願い

遺族への励ましや支援を求める言葉を述べます。

告別式の挨拶は基本的に喪主が担当しますが、喪主代理として遺族や故人と近しい方が挨拶することもあります。

受付や案内などの対応

葬儀の受付は、ご遺族・ご親族の立場になって行います。

そのため、弔問に訪れる方に対しては、丁寧に対応することが求められます。

弔問客が受付に来たときのあいさつ

弔問客が受付に着いたら、丁寧にあいさつしましょう。

例えば、「お忙しいなか、ご参列くださりありがとうございます」という言葉で迎えることが適切です。

天候が悪い場合は、「お足元の悪いなか、お越しくださりありがとうございます」と気遣いの言葉を添えると良いでしょう。

記帳をお願いするときの言葉

芳名帳への記帳をお願いする際には、丁寧な言葉で案内しましょう。

「こちらにご記帳をお願いいたします」「お名前とご住所を、ご記入いただけますでしょうか」というように、親切に案内しましょう。

香典を受け取るときの言葉

香典を受け取る際には、「お預かりします」と言って両手で受け取りましょう。

香典を辞退するときの言葉

香典を辞退する場合は、「申し訳ありません、故人(ご遺族)の遺志により、ご香典は辞退申し上げております」と丁寧に断りましょう。

受付の服装について

葬儀の受付は、特別な場であるため、きちんとした服装が求められますが、特別な装いは必要ありません。基本的な服装は以下の通りです。

【男性】

ブラックスーツに白いシャツと黒いネクタイを合わせます。
靴や鞄は黒色のものを選び、革製品を避けます。

【女性】

黒のワンピースやスーツが一般的です。靴や鞄も黒色のものを選びます。

靴はかかとが低く歩きやすいものを選びましょう。

受付の業務

葬儀で受付を頼まれた人がやるべき仕事の流れについてご紹介します。

① 受付開始前に焼香を済ませる

受付係は葬儀受付開始時刻の1時間前には会場に入ります。

焼香のタイミングがわからない場合は、他の参列者がいないときに行うこともできますが、事前にご遺族の了承を得るか、葬儀場スタッフに確認しましょう。

② 館内を把握し、役割を決める

受付を担当する人は、館内の配置やトイレの場所などを把握しておく必要があります。

複数人で受付を行う場合は、役割分担を明確にしましょう。

③ 香典やそのお返しについて確認する

香典の受け取り方や返礼品について、葬儀場のスタッフやご遺族の意向を確認します。

一般的な対応を知りたい場合は、葬儀場のスタッフに相談しましょう。

④ 弔問客の対応をする

弔問客が訪れ始めたら、香典を受け取り芳名帳に記載し、香典返しをお渡しします。

香典も返礼品も、両手で受け渡しをしましょう。

⑤ 必要に応じて会場などへ案内する

弔問客が足を運ぶタイミングに合わせて会場やロビーに案内しましょう。

葬儀場のスタッフの指示に従い、必要に応じて案内します。

⑥ 通夜開始

通夜が開始されたら、受付係は開始後もしばらく受付に留まります。

葬儀場のスタッフの指示に従い、遅れてやってくる弔問客を待ちます。

まとめ

葬儀場でのマナーは、故人やご遺族に対する最後のお別れを心から尊重することを基本としています。

香典や供花、供物を辞退する場合でも、丁寧な言葉で対応することが大切です。

また、宗派ごとの異なる焼香の作法や、供花の並べ方など、細かなマナーも意識して参列することが、故人への最後のお見送りをより意味深いものにします。

あなたの心からの思いやりと配慮が、ご遺族にとって心の支えとなります。

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