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喪中ハガキのマナー完全解説

喪中ハガキのマナー完全解説

大切な方を失った際、気を遣うことの一つとして、喪中はがきの準備があります。

しかし、喪中はがきの送り時や書き方、マナーにはいくつかのポイントがあります。

この記事では、「あけましておめでとう」のNGや神社へのお参り、喪中ハガキの由来から書き方、具体例、ルールまで、喪中ハガキに関するポイントをご紹介します。

お正月の代表的な挨拶に対するマナー

新年の挨拶は、喪中の時にどうしたら良いのでしょうか?

「あけましておめでとう」は避けるべきでしょうか?

お正月の代表的な挨拶である「あけましておめでとうございます」は、喪中の際には基本的に控えるべきです。

喪中は前年に身内が亡くなっているため、お正月のお祝いムードを避けるのが通例です。

訪問先での新年の挨拶では、「おめでとう」という言葉を使わないように心がけましょう。

例えば、「新年となりましたが、今年もよろしくお願いいたします」といった言葉が適切です。

相手がおめでたい挨拶をかけてきた場合でも、普段通りの「こんにちは」などで返すと良いでしょう。

ただし、訪問先が故人と縁のない場合や、仕事上の挨拶である場合は、お正月らしい挨拶をしても問題ありません。

逆に、相手が喪中の場合はお互いに配慮が必要です。

「おめでとうございます」の挨拶は避け、代わりに「昨年はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします」といった表現が適しています。

ただし、相手が間違って「あけましておめでとうございます」と挨拶してきた場合でも、気を悪くする必要はありません。

心遣いをもって、新年の挨拶に臨むことが大切です。

喪中の初詣

お正月の初詣で神社仏閣に挨拶する習慣が根付いていますが、喪中の場合は控えめな行動が求められます。

年末年始には多くの方が先祖のお墓を訪れますが、この際には神社仏閣に初詣に行くのではなく、お寺やお墓でご先祖様に挨拶するという選択も考えるべきです。

1. 喪中のお参り

喪中の時期にお正月の初詣を考える際は、慎重な心構えが必要です。

神社仏閣はお正月に多くの参拝者で賑わいますが、自身や家族が喪中である場合は、他の時期にゆっくりとお参りすることが良いでしょう。

2. 神社でなくてもOK

神社でのお参りが一般的なお正月の風習ですが、喪中の場合は神社だけでなく、お寺やお墓でご先祖様にお参りする選択があります。

この方が静かで心穏やかにお参りできるでしょう。

3. お参りの目的

喪中での初詣やお墓参りは、亡くなった方への感謝と心の整理が目的です。

深い感謝の気持ちを込めて挨拶し、亡くなった方との絆を大切にしましょう。

4. 円滑なコミュニケーション

喪中の状況を理解してもらうために、身内や親しい友人にも挨拶や参拝の予定を伝えると良いでしょう。

理解が得られれば、周りとのコミュニケーションもスムーズに進むことでしょう。

5. 穏やかな気持ちで過ごすためのポイント

喪中での初詣やお墓参りは、心の平穏を求める行為です。

あなたの感情に正直に向き合い、穏やかな気持ちで過ごすことが大切です。

挨拶や参拝が心のケアとなり、新しい年を迎える力となるでしょう。

喪中はがきの歴史的背景

喪中はがきは、新年の挨拶を控える理由を伝えるための挨拶状で、喪中であることを事前に知らせます。

この風習は今では一般的ですが、歴史は意外にも浅いものです。

1. 喪中の慣習の歴史

喪に服することは古代からの慣習でしたが、喪中はがきの習慣が広まったのは、郵便で年賀状を送る習慣が広まった時期です。

2. 挨拶回りの起源

新年の挨拶回りは奈良時代から存在し、平安時代には貴族や公家が遠方の人に対して書状で挨拶をするようになりました。

3. 郵便制度の確立

明治維新後の1971年に郵便制度が確立し、年賀状の習慣が一般に広まりました。

これにより、挨拶文化がより身近になったと言えます。

4. 喪中はがきの起源

喪中はがきの風習が広まったのは明治時代で、大喪の際に官吏などが送ったことが始まりとされています。

この慣習は喪中の状態を尊重し、年始の挨拶を遠慮するための配慮から生まれました。

喪中はがきのマナーと書き方

喪中はがきのマナーや書き方についてご説明します。

この慣習は比較的新しく、地域や宗教によって異なるため、統一されたルールやマナーは存在しません。

1. 基本の書き方フォーマット

基本的な書き方は「あいさつ文」「故人の詳細情報」「お礼文」「日付」という形式です。

このフォーマットを守ることで、わかりやすくきちんとした印象を与えることができます。

2. 差出人

差出人は家族全員の名前でも個人名でも構いませんが、家族や夫婦の連名の場合は、故人の続柄は夫から見て書かれます。

たとえば、故人が妻の実父の場合は、「義父」と表記します。

3. 送り先

喪中はがきは主に二親等以内の親族に出すことが一般的ですが、祖父母には送らないという考え方もあります。

配慮深く選ぶことが重要です。

4. 寒中見舞いとの関連

喪中はがきを受け取った場合、1月7日以降の松の内を過ぎてから、寒中見舞いを送るのがマナーとされていますが、最近では送らない傾向が見られます。

相手の状況や感情を尊重して考えることが重要です。

喪中ハガキの形式

喪中はがきは、親族に不幸があった年を「喪中」とし、その年の年明けには年賀状を送らないという意味があります。

一般的にはがきを送り、「喪中欠礼」とも呼ばれます。

このはがきには「いつ誰が亡くなったか」と「新年の挨拶は辞退させていただきます」といった内容を伝える役割があります。

1. はがきの使い方

通常、封書ではなくはがきを使います。

送るタイミングは、親族が亡くなってから翌年の11月中旬から12月初旬までが一般的で、これは年賀状の準備が始まる前に送ることで、行き違いを防ぐためです。

2. 年末の注意点

年末に不祝儀がある場合は、年賀状が先に届くこともあるので、1月1日から7日の松の内までに寒中見舞いとして挨拶状を出します。

この配慮が大切です。

3. 喪中ハガキのデザイン

喪中はがきは弔辞専用のものがあり、基本的にはシンプルなデザインですが、白黒に統一する必要はありません。

個々の感情やスタイルに合わせた配慮が求められます。

喪中ハガキの書き方

喪中ハガキの書き方は、ご挨拶から始まり、故人の没年月日の報告、年始の挨拶代わりの一言、日付、差出人の住所と名前で構成されます。

特に気を付けるべきは「日付」で、実際の書いた日や投函した日ではなく、その年の「十二月」と記入するのが原則です。

故人の亡くなった日や投函日を具体的に書かないようにしましょう。

1. 日付の注意点

日付は「十二月」と記載し、具体的な日や投函日は避けるよう心がけます。

この配慮が相手に対する尊重の表れとなります。

2. 住所と電話番号の表記法

住所の数字や電話番号は漢数字を使用し、「一丁目一七番二三号」や「一丁目十七番二十三号」のように、数字だけを漢字で表記します。

3. 縦書きの基本

喪中はがきは縦書きが一般的です。

漢数字の書き方に戸惑うことがあるかもしれませんが、享年や日付には「十」を入れて書く習慣があります。

これにより、丁寧で分かりやすい印象を与えることができます。

喪中ハガキの文例

喪中ハガキの文章例をご紹介します。

喪中はがきでは、冗長な表現は避け、シンプルに伝えることが大切です。

最近では封筒を使うなどのスタイルも増えていますが、ここでは一般的なスタイルにフォーカスして、様々な文例を導入文、本文、まとめの3つの構成で整理します。

1.前文

喪中はがきの導入部分では、喪中のお知らせや普段のご厚情に感謝する言葉で始まります。

思いやりのある表現も使われることがあります。

喪中はがきの主な目的は年賀状を出さないことなので、初めに喪中のお知らせや年賀状の欠礼の挨拶を組み込みましょう。も

ちろん、導入文を省略して本文に入ることも考えられます。

以下に代表的な導入文の例を挙げます。

①喪中のお知らせから入る

「喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます」

「新年のご挨拶を申し上げるべきところですが、亡き○○の喪中につき失礼させていただきます」

②本題から入る

「この度、○○が他界し、喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきます」

「本年〇月〇日に、父 ○○ が90歳で永眠しました。ここに長年のご厚情に感謝いたします」

③時候の挨拶から入る

「寒さ厳しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか」

「落ち葉舞う季節となりましたが、いかがでしょうか」

2.主文

本文では、故人の名前、年齢、続柄(通常2親等まで)、亡くなった日時や年齢などを整理します。

死亡といった表現は避け、他界や永眠などの言葉を使用します。

さらに、故人にまつわる思い出を一言加えることもあります。

「本年〇月に義母○○○○が80歳にて永眠いたしました。生前のご厚情に衷心より感謝申し上げます。」

「〇月〇日に父○○が75歳にて他界しました。」

「父○○が〇月〇日に80歳にて天寿をまっとうしました。」

「〇月〇日に母○○が大往生をとげました。」

「〇月〇日に兄〇〇が急逝いたしました。」

「母〇〇が〇月〇日80歳にて永眠しました。思いやりの大切さをいつも教えてくれました。」

「父○○儀、かねて病気療養中でしたが、〇月〇日90歳で永眠しました。」

3.末文

締めくくりには、日頃のご厚情への感謝や新年のお付き合いのお願い、相手への思いなどを述べ、以下のように表現します。

①御礼

「本年中に賜りましたご厚情に深く感謝いたします。」

「本年中のご厚情に心から感謝申し上げます。」

②新年のお付き合い、支援の依頼

「明年も変わらぬご支援のほど、よろしくお願いします。」

「明年も変わらぬご交誼のほど、お願い申し上げます。」

③相手方への思いやり

「寒さに向かう折からくれぐれもご自愛ください。」

「皆様が健やかな新年をお迎えになりますよう、心よりお祈り申し上げます。」

「寒さ厳しき折から、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。」

最後には差出人、住所、氏名などを記入し、喪中はがきにはおめでたいことは記入しないよう留意しましょう。

インターネットなどで、詳細な書き方を調べる際も参考にしてください。

喪中はがきのルール

喪中ハガキは通常、プライベートなコミュニケーションの一環です。

仕事関係では原則的に使用しませんが、年賀状のやりとりがある場合には、親しい関係者に対して送ることが一般的です。

宗教的な観点では、キリスト教信者であっても、年賀状のやりとりがあれば、喪中ハガキを送ることがあります。

1.普段と異なる挨拶状のルール

挨拶状では通常、句読点は使用しません。

句読点は明治時代に小学生向けに導入されたもので、大人に使用すると「子ども扱いして失礼」と見られたり、慶事に区切りをつけないことで縁起を担いでいると考えられています。

また、普段しないことをするのがお葬式です。

2.喪中ハガキの送付時期

喪中ハガキの送付時期は、通常、親しい人々に送ることが一般的です。

喪中の期間は親族に不幸があった際の年明けから、通常11月中旬から12月初旬にかけてとされています。

この時期に送ることで、年賀状のやりとりが始まる前に相手に届き、行き違いを防ぐことができます。

3.喪中ハガキにおいて避けるべき内容

特に注意が必要なのは、喪中ハガキにはおめでたいことや明るいニュースは記載しないよう留意することです。

喪中はがきは故人への追悼やご挨拶のためのものであり、悲しみが癒える前にお祝いの言葉は避けるべきです。

普段とは異なる状況での挨拶状である喪中ハガキは、相手への気配りが求められる大切なコミュニケーション手段です。

まとめ

喪中ハガキには地域や宗派ごとに異なる慣習があり、厳格なルールはないものの、基本的なマナーや送付の範囲、時期を理解しましょう。

適切な送付時期は11月中旬から12月初旬。年賀状を送れない旨を伝える際には、「年賀のご挨拶を控えさせていただく」などの表現が適しています。

構成は基本的にありますが、文例やデザインは多様です。

喪中とする範囲や判断は家庭や地域により異なります。

疑問があれば親族の年長者に相談し、基本を守りつつ、心遣いのある喪中ハガキをお送りください。

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