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家族葬で知っておくべきこと

家族葬で知っておくべきこと

超高齢社会の中で葬儀の参列者が自然に減少する傾向や、歴史的な変遷におけるお葬式の派手さにフォーカスし、社会の変化に伴う意味合いの変化をご紹介します。

親を看取った際の葬儀の手続き、葬儀のポイント、家族葬の特徴や準備、最低限の手続きを具体的に解説します。

これにより、冷静な判断と予めの準備が、より良い葬儀を行うポイントになることが理解できるでしょう。 

お葬式の意味合いと儀式の変化

超高齢社会において、90歳で亡くなると、親族やきょうだいが既に亡くなったり、介護が必要な状態となることが多い。

子どもたちも退職しているため、お葬式の参列者が自然に減少する傾向が見られます。

歴史的には景気が良くなるとお葬式が派手になる傾向があり、新生活運動の時代には冠婚葬祭が合理的になるよう努力されました。

しかし、高度成長期に入ると新生活運動は衰退し、お葬式は1980年代後半からのバブル景気により派手になりました。

白いハトを飛ばす「放鳥の儀」や豪華な演出が増加し、結婚式と同様に派手なお葬式が一般的になりました。

バブル景気の頃は、大型結婚式場と同様にお葬式も豪華で、長い戒名や祭壇の前に僧侶が並ぶ光景も見られました。

しかし、バブル崩壊に伴い地域のつながりが薄れ、お葬式に見栄や世間体を求める必要がなくなりました。
訃報の回覧板が減少し、知らせてもお葬式が終わった後になるケースが増えています。

社会の変化に応じて、お葬式の意味合いも変わりつつあり、地域ごとに様々な変化が見られます。

予算から儀式の形態まで知っておくべきこと

親を看取ったとき、まず直面するのが葬儀の手続きです。

多くの場合、最期は病院で迎えることが一般的で、遺体は病室から霊安室に運ばれ、搬送先が決まるまで仮安置されます。

この時、葬儀社の選定が重要です。

しかし、看病疲れや感情の動揺から、葬儀社との契約を急いでしまうこともあります。

ここでは、葬儀のポイントについて考えてみましょう。

1.事前に葬儀社を決めるのは早すぎる?

まず最初に、事前に葬儀社を選んでおくべきかどうかを考えます。

ただし、あくまで搬送と腐敗の進行を防ぐ処置に限定して頼むことがポイントです。

葬儀の日取りに関して早くから進められることもありますが、葬儀社の選定は搬送後、遺体が安置されてからでも遅くありません。

2.予算の確認と見積もりの取得

葬儀の費用は結婚式同様、膨らみがちです。

事前に予算を決め、最低2社以上から見積もりを取ることが重要です。

遺族の感情や見栄、世間体に惑わされず、冷静に判断するためにも予算を明確にしておくと良いでしょう。

3.葬儀の総額と見積もりの確認

葬儀の総額は、葬儀本体、別途費用の実費、お寺様に包むお布施の3つの合計になります。

葬儀業界の費用がわかりにくく、トラブルも多い中で、事細かな見積もりの確認が大切です。

4.葬儀の形態の多様性

最近では葬儀の形態も多様化しており、「家族葬」や「直葬」、「1日葬」などが増えています。

しかし、葬儀は1人1回限りでやり直しがきかないため、親が希望する葬儀の方法を事前に考え、家族に伝えておくことが大切です。

エンディングノートを作成することで、親の希望を知り、悩みや葬儀社に振り回されることを防ぐことができます。

親を看取る難しい瞬間に直面する中で、冷静な判断と予めの準備が、より良い葬儀を行う手助けとなるでしょう。

家族葬について知っておきたいポイント

家族葬とは、身内・親族だけで行うお葬式の形態の一つですが、一般的にはその印象から料金が安価だと思われることがあります。

しかし、実際には家族葬も様々な要素が絡んでおり、その理解が重要です。

1.家族葬=安価なお葬式ではない

家族葬は身内や親族だけで行うお葬式の形態ですが、必要な項目は通常のお葬式と変わりません。

祭壇や御棺、霊柩車、御供物、葬儀スタッフ、会場費用、安置室費用、火葬費用など、これらは通常のお葬式と同様にかかる要素です。

ただし、参列者が限定されるため、飲食接待費や返礼品の費用は必要最小限で済むことがあります。

2.遺族の故人への思いを大切にする「家族葬」

家族葬の背景には、一般の会葬者が多く参列するお葬式での遺族の忙しさや故人をしっかりと偲ぶ時間の確保が難しいという現状があります。

この中で、「家族葬」という言葉が生まれました。

参列者が少なく、対応する遺族の自由な時間が確保されることで、故人を偲ぶ時間を大切にできるという思いが込められています。

3.現代の環境が家族葬をサポート

昔は近所付き合いや親子2世代・3世代住まいが多かった時代であり、交流が盛んでした。

それに対比して、現代は核家族が増え、近所の交流も昔ほど活発ではありません。

喪主の繋がりや、参列者の減少も家族葬が行いやすくなった一因です。

これにより、無理に見栄を張る必要がなくなり、家族葬の形態が受け入れられやすくなりました。

家族葬は故人を大切にし、遺族の気持ちに寄り添う形態として広く受け入れられています。

その際には、しっかりと予算や遺族の希望を考慮した上で、家族葬を進めていくことが重要です。

お葬式の準備:大切な別れに向けて

多くの方がもしもの時に、あわてて葬儀を行っている現状があります。

人生で一度きりのお葬式に向けた準備の大切さと検討すべきポイントについて考えてみましょう。

1.お葬式は大切なお別れの儀式

お葬式は亡くなった方との別れを迎える重要な儀式です。

しかし、多くの人が準備を怠り、十分な確認もないまま近所の葬儀会社に頼んでしまうことが一般的です。

その結果、不満や後悔を残すこともあるのが現状です。

2.インターネットでの情報収集に注意

インターネットの普及により、お葬式の値段だけを見て葬儀を依頼する傾向が増えました。

しかし、安易な決定がご家族の不満や後悔につながることもあるため注意が必要です。

お葬式は個々の想いやニーズに合わせて検討するべきものであり、ただ単に価格だけでなく内容も確認することが重要です。

3.お葬式の形式や費用は多様

お葬式の形式や費用は人それぞれ異なります。

一般葬なのか家族葬なのかによっても、参加者の数が大きく異なります。

自分や家族が大切にしたい想いを整理しておくことが重要です。

4.事前に検討し準備するポイント

無駄を抑え、納得のいくお葬式にするためには、事前にいくつかのポイントを検討し準備しておくことが大切です。

どこまで人を呼ぶのか、どんな形式にするのか、事前に決めておくことで、元気なうちに見積もりを取り葬儀会社を決めることが可能です。

5.お気に入りの遺影を選ぼう

遺影も重要な要素の一つです。

ご自分でお気に入りの一枚を選ぶことで、故人を思い出す良いきっかけになります。

どんな服装でもどんなシーンでも結構です。

大切なのは、故人の思い出と心の中に留めておくことです。

お葬式の準備は慎重に行い、故人への最後のお別れを大切にするために重要なステップです。

最低限必要なこと

故人を送り出す葬儀には高額な選択肢もありますが、特に親しい家族だけで心から見送る場合、月収の数ヶ月分もかける必要はありません。

家族葬で大切なことは、まず「最低限必要なこと」を知ることです。

「最低限」を理解していれば、それ以外の要素は削減でき、余裕があればオプションを追加することができるのです。

絶対に必要なことは、以下の通りです。

1.病院からの搬送

現代では病院か老人ホームでの死亡が一般的です。

病院からの搬送は自家用車でも可能ですが、ご遺体が重く、液体漏れがある可能性もあります。

感情的にも困難なため、ここは葬儀社に頼んだほうがスムーズです。

2.行政への届け出

死亡後、市区町村に死亡届を提出すること不可欠です。

通常、葬儀社が代行してくれることが一般的で、手間や費用はそこまでかかりません。

死亡届提出により「火葬許可証」が発行され、火葬の手続きが進みます。

3.24時間以上の安置

法律により、死亡後24時間以内の埋葬や火葬はできません。

このため、病院や老人ホームから一旦搬送し、24時間以上の安置が必要です。

安置所の利用料やドライアイス代が発生します。

4.納棺・火葬場への搬送

棺にご遺体を納めます。

火葬場は予約が必要で、友引は休業日が一般的です。

火葬場の到着時間にあわせてご遺体を搬送します。

5.火葬・お骨上げ

火葬場で「火葬許可証」を提出し、利用料を支払います。

通常1時間30分程度で火葬が終わり、収骨の際には係員の指示に従ってお骨を納めて終了します。

最低限を知っておけば、不必要なオプションを売りつけられることもありません。

大切なのは、無駄な費用をかけず、自分や家族の希望に合った最善の方法で見送ることです。

まとめ

人生には別れがつきものですが、その別れには大切な儀式が伴います。

お葬式は故人との最後のお別れであり、慎重な準備が求められます。

一度しかないこの儀式で、ご自身やご家族の想いを大切にし、無駄な費用をかけずに納得いく形で送り出すことが重要です。

お葬式の形式や費用は様々であり、その多様性に対応するためにも、冷静な判断と計画が必要です。

事前に予算を決め、最低限必要な手続きを理解することで、不安や後悔を減らし、故人を尊重する美しいお別れにつなげましょう。

家族葬や最低限の手続きも、その中身を理解し、適切に進めることがポイントです。

お葬式の意味合いや儀式の変化を知り、現代の社会状況に即した形で進めることが、感謝と尊重をもって故人を送り出す第一歩です。

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